● 着圧ソックスは、足を適度に加圧することで血流を促進させ、余分な水分が溜まるのを防ぐ働きが期待できます。 お腹が大きくなって、ストレッチやマッサージが自分でできなくなった人や、産後の育児や家事で立ち仕事が続いたり、疲れて自分のケアにまで手が回らないという人でも、手軽に取り入れやすいセルフケアといえるでしょう。
産後 着圧力ソックス いつから?
着圧ソックスは産後に履いても問題ありません。 入院中に看護師から履くようにと言われることも多いです。 ただし持病がある場合は個人で判断せず、担当医師に必ず相談しましょう。 また産後6週間~8週間は産褥期(さんじょくき)といって、身体が元に戻るまでのデリケートな時期になります。
産後 なぜ浮腫む?
妊娠中に少しずつ増えていた水分が、出産で一気に減少します。 そのため、体が水分量を戻そうという働きにより、むくみやすくなります。 水分だけでなく、血液量の変化もむくみの要因として大きく、出産による血液量の低下や授乳による血液不足で、水分をため込もうとする働きが活発になり、むくみやすくなります。
産後の浮腫 いつまで?
個人差はありますが、何もしなくても10日前後でむくみはスーッと引いていきます。 早ければ退院時、遅くても1カ月もあれば元に戻り、ほとんどの人が「気付いたらむくみがなくなっていた」と感じます。 入院中にできるむくみ対策としては、着圧ソックスの着用や、タオルなどで脚を高くして寝ることです。
浮腫 着圧 なぜ?
圧力は、足首が高く、ふくらはぎから太ももにかけて、徐々に圧力が下がる仕組みで作られています。 そうすることで、血液やリンパ液の流れを足先から促進し、むくみやだるさなど、脚の不快な症状を和らげ、脚の疲れが回復に向かいます。