31 дек. 2019 г. · こんにちは、呼吸器内科、篠原です。長引く咳で悩まれている方は多いですよね。特に、今の御時世に長引く咳があると、周囲の視線などが気になって .
咳が長く続く 何科?
迷ったら呼吸器内科を受診しましょう 咳が長引く時は、喘息など呼吸器の病気が原因であることが多いので、何科を受診すればいいのか迷ったら、まずは呼吸器内科を受診しましょう。
咳が長引くのはなぜ?
日本における慢性咳そうの3大原因は副鼻腔気管支症候群、咳喘息、アトピー咳そうの順で、胃食道逆流症が増加してきているといわれています。 慢性咳そうで、胸部レントゲンや肺機能、炎症反応で異常があれば診断は難しくありませんが、異常が認められない場合は、一番疑わしい病気として治療をしてみて、その効果をみるということになります。
何ヶ月も咳が続く?
咳が3週間以上続いている場合で、とくに発熱や鼻の症状がない場合には、様々な呼吸器疾患の可能性が出てきます。 まず胸部のレントゲン検査をします。 肺炎、気管支拡張症、肺気腫(COPD)、結核、間質性肺疾患、肺癌などです。 その診断に応じて次のステップとして、肺機能検査や胸部CT、喀痰検査、気管支鏡検査などが行われます。
咳が何年も続く?
長引くせきの原因として最も多い「せきぜんそく」とは、1~2カ月以上、長い人では1年以上も、「コン、コン」というカラせきが続く病気です。 ぜんそくと同じアレルギー性の病気で、室内外の温度差、タバコの煙、ホコリやダニなどのハウスダストが刺激になって、気管支が炎症を起こし、せき込みやすくなります。
咳が長引いていても治りますか?
咳が長引いていても「風邪が治っていないのかな」と軽く考えがちですが、2週間以上続く咳は風邪ではない可能性があります。 風邪の原因は80~90%がウイルスで、残りが細菌などとされています。 風邪のウイルスは体内に侵入して増殖しますが、通常は免疫機能が働くため、安静にしていれば自然に治ります。
咳はどうして出るの?
咳はどうして出るの? 咳には、気道の中に異物が入ってくるのを防いだり、気道に入り込んでしまった異物を排除したりする役割があります。 つまり、 咳 をすることで体を異物から守ろうとしている のです。 また、喉や気管に炎症が起こっている場合は 痰 などの分泌物が増加し、それを排除しようとして咳が出やすくなります。 そのため、咳を止めたい場合、 咳が出る原因自体にフォーカスして治療を行う必要があります。
なぜ2週間を過ぎても咳が治まらないのですか?
つまり2週間を過ぎても咳が治まらない場合やまだ1週目でも数日間眠れないほど激しい咳が続く場合は、風邪以外の病気の可能性があります。 肺がんや結核、間質性肺炎、心不全など重篤な病気の場合もあるので、呼吸器専門医を受診することをオススメします。
咳の原因になる薬剤はありますか?
高頻度ではありませんが、薬剤によっては咳の原因となったり、咳を伴う肺疾患の病気の原因になったりするものがあります。 医療機関を 受診する時には薬手帳を持参するなど、日頃服用している薬剤がわかるようにして頂くと診療がスムーズです。 小児だけでなく、成人でも長引く咳の原因となることがあります。 症状として短い咳が連続した後、息を吸う時に笛の音のようなヒューという音が出る(「笛声」といいます)ことがあり、また咳のために嘔吐する場合もあります。