そのため、歯槽膿漏は根本的には治らないと思われて、あきらめられている方も多いのではないでしょうか? しかし、歯槽膿漏も適切な診断と総合的な治療をすれば、実はよくなる病気です。
歯槽膿漏 どのくらいで治る?
歯肉も腫れ、膿も出てきますので、かなり不快感を伴いますし、何もしていなくても歯の痛みや口臭がひどくなります。 治療期間は外科治療や噛み合わせの治療に時間や回数がかかる場合も多く、およそ6か月~1年程度となります。
歯槽膿漏 歯磨きで治りますか?
歯槽膿漏が悪化するケース 歯茎から出血があるとびっくりして歯みがきをやめてしまう人もいますが、歯槽膿漏の場合には多少の出血があっても歯茎のブラッシングは必ず続けてください。 最初は歯肉が腫れて出血があっても、磨いているうちに腫れが治り、出血も落ち着く場合が多いです。
歯槽膿漏 治療 何回?
歯科衛生士が超音波スケーラーという専用の機械を使用して、歯の表面に付着した歯垢や歯石を取り除いていきます。 治療時間は、1回当たり30分程度となります。 歯石除去を5回ほど繰り返して行うことで、歯周病菌を徹底的に除去します。
歯槽膿漏になるとどうなる?
歯槽膿漏(歯周炎)が進行すると、歯周病菌が血管を通して全身にまわり、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、認知症を引き起こす原因のひとつになる可能性があります。 また、糖尿病を患っている人は歯周病にもなっている場合が多く、糖尿病の治療と歯周病の治療を合わせて行うこともあります。