吉村先生:ただ27、28週頃にからだが1kgを超えるほど大きくなってくると、出産に向けて頭位に固定される赤ちゃんが多くなります。 30週で頭位になっているのはおよそ85%ですが、34週ごろになると90%以上になり、予定日間近の36週になると約95%という具合にほとんどの赤ちゃんが分娩前までに頭位になってくるんです。
赤ちゃん いつから頭が下?
赤ちゃんは妊娠中期まではお腹の中で活発に動いていますが、妊娠 32 週ごろ までに位置が定まり、頭位になることが多いもの。 ですから、32 週より前なら さかごであっても心配はありません。
赤ちゃん いつまで回る?
赤ちゃんは30週ぐらいまでは、おかあさんのおなかのなかで動く余裕があるため、くるくる回り、骨盤位(さかご)となることがあります。 しかし、多くは赤ちゃんの発育に伴って、自然に頭が下(頭位)になるものです。 ですので、おかあさんはあまりその向きについて神経質になる必要はありません。
逆子 何週から?
妊娠中期ごろから妊婦健診で逆子といわれる方もいるかもしれませんが、その後元の位置に戻る方が多いです。 そのため、正式に逆子と診断をされるのは妊娠30~32週ごろです。 妊娠30週ごろから逆子の矯正指導を行う病院もあります。 逆子は出産をするその瞬間まで、正しい位置に戻る可能性があります。
お腹の中の赤ちゃんの体勢は?
妊娠の末期に胎児は分娩に備えて体の向きを変えます。 正常な状態では、胎向は後ろ向き(母体の背中を向いた状態)で、顔と体が左右どちらかにやや傾き、首を前に曲げ、胎位は頭位(頭を下にした状態)になります。 胎向が前向きの場合や胎位が顔位、額位、骨盤位、肩甲位の場合は異常です。
