赤ちゃんはお母さんのおなかの中の子宮で育ちます。 子宮の両側にはらん管が、そしてらん管の下にはらん巣(そう)があります。 月に1回、らん巣かららん子(し)とよばれるたまごが飛び出し、らん管に吸いこまれます。 ここでらん子は精子と出会い、一つの精子がらん子の中に入っていきます。
お腹の中で赤ちゃんは何をしているのか?
指しゃぶりでお乳を吸う練習を おなかの中で赤ちゃんは、自分の手や腕をロに持っていき、指をしゃぶったり、吸い付いたりしています。 お母さんのお乳を吸う練習をしているのです。 生まれてから身に付ける能力もありますが、おなかの中にいる時から、いろいろな能力を身に付けて生まれてくるのです。
赤ちゃんがお腹にいるのは何ヶ月?
『月経後胎齢』の数え方による妊娠期間は、最終の生理開始日から28日を1ヶ月と数え、280日(10ヶ月)と考えます。
赤ちゃんはどうやって栄養をとっているのか?
赤ちゃんは、おへそにつながっている管(へその緒)を通じて必要な栄養や酸素をお母さんからもらいます。 へその緒の先の子宮の壁にくっついている胎盤は、お母さんの血液から栄養や酸素だけを赤ちゃんの血液に取り込みます。 また、いらないものをお母さんの血液に渡す役割もします。
赤ちゃんはどのくらいお腹の中にいるのか?
生まれたばかりの赤ちゃん。 身長は、およそ50cm。 体重は、およそ3kg。 生まれてくるまでおよそ38週間、赤ちゃんはお母さんのおなかの中にいます。