歯が割れるとは、歯の構造が完全にまたは部分的に破壊されることです。 誤って穴を噛んだり、顔を殴られたりしたときのような衝撃で歯が折れることもありますが、通常は歯の端から小さな骨折が始まり、食いしばりや歯ぎしり、咀嚼をするうちに深くなっていきます。
歯が割れた なぜ?
歯が割れる理由としては、大きく5つあります。 1.虫歯を放置していて、虫歯が進み歯が割れる。 2.虫歯の治療が繰り返し行なわれ、歯の神経を取って、数年~数10年経って噛む力により歯が割れる。 3.過剰な噛む力や、歯ぎしり、食いしばりで歯が割れる。
歯が割れたらどうすればいい?
歯が割れた範囲が根まで達している場合でも、割れた範囲によっては、クラウンレングスニングなどの歯茎の処置をして、ひび割れを歯茎の外に出した後、ファイバー樹脂の土台を入れ、中からひび割れを抑え、さらに被せ物を被せて、外側からひび割れを抑えることによって、歯を抜かないで保存できる可能性があります。
歯の根っこが割れるとどうなる?
歯根破折の特徴的な症状 歯根破折となると周囲の歯茎が腫れて膨らんだ形になることがあります。 噛むと特定の歯が痛んだり、違和感がある場合は、歯根破折の前兆の可能性があります。 歯根破折により歯が割れると、隙間から雑菌が入り込み、強い痛みを感じることがあります。 特に特徴的なものが神経を抜いた歯が痛むこと。
歯が折れる どうなる?
歯を支える歯槽骨の縁のあたりまで大きく折れている場合は、これ以上歯を残すことが難しいため抜歯となります。 抜歯後は、ブリッジや部分入れ歯・インプラントで失った歯を補います。 歯の修復が終わってからも経過観察が必要です。 特に、乳歯が折れてしまった時は永久歯が生え変わるまで経過をみます。