とくに、「歯茎を触った指から変なニオイがする」「歯茎にベトベトとしたものが付着している」といった症状があれば、「排膿(はいのう)」が起こっているのかもしれません。 排膿とは、歯茎から出る膿のことで、歯周病などの病気が進行している可能性が考えられます。 そこで今回は、歯茎が臭いと感じる原因となる排膿について解説します。
歯茎が臭い なぜ?
■歯周病歯周病が進行するにつれ、歯と歯茎の間にある歯周ポケットが深くなってきます。 そうすると、そこに溜まった細菌や膿の匂いにより嫌な臭いや味がしてきます。 頑固な磨き残し磨き残しが蓄積すると、細菌が多く溜まって悪臭のもとになります。
差し歯臭い どうする?
正しい歯磨きに加え、歯間ブラシ・フロスで隙間を丁寧にケアしましょう。 歯垢を除去することで、においの改善につながります。
臭たまが出来るのはなぜ?
臭い玉(膿栓)は扁桃の表面にある小さな穴に、細菌の死骸や食べ物のカスがたまってしまうことが原因です。 臭い玉は、免疫物質が細菌やウイルスと戦ってくれた証であり、過度な心配は必要ありません。 食事や飲み物を口にした際に自然と流れるので、むやみに取り除くことはやめましょう。
口が臭いのはどうしたら治る?
口臭の治療は、まず原因を特定することが第一です。 歯周病が原因であれば、歯科医院で治療を受けながら、歯磨きをしっかり行って汚れを除去します。 歯間ブラシやデンタルフロスを使うと、より効果的です。 唾液の減少が原因の場合は、しっかり噛んで食事をするように心がけましょう。