歯肉退縮とは、歯の周りの組織がすり減り、歯根が露出した状態のことをいいます。 歯肉が退縮すると、歯ぐきと歯の間にすきまができ、お口の問題の原因となる細菌に感染しやすくなります。 治療しないまま放置すると、歯の周りの組織と骨構造が損傷して、歯を失いかねません。 歯肉退縮は多くの人に起こっているお口の病気です。
歯茎下がり どうする?
■ 歯周病で下がった歯茎を再生するためには、上述した「溶かされた顎の骨を再生させる治療」や「今ある歯茎を移植・移動する治療」を検討します。 また、これらとは別の方法として「ヒアルロン酸」を使った処置をおこなう歯科医院や美容外科もあります。
どうして歯茎が下がるのか?
歯茎が下がる原因でもっとも多いのが「歯周病」です。 歯周病はプラーク(歯垢)に潜む歯周病菌が排出する毒素によって歯茎が炎症を起こし、歯を支える顎の骨が溶かされていく病気です。 顎の骨が溶かされると、骨を覆っている歯茎も退縮していきます。
歯茎 痩せる 何歳から?
「歯茎が痩せてきた」と表現することが多いと思いますが「歯茎が痩せた」と感じる症状のことを専門用語では、「歯肉退縮」(しにくたいしゅく)といいます。 40代後半の半数以上の方が、歯茎の衰えを感じているといわれいます。 歯が痩せてしまう原因はさまざまですが、ここでは代表的な5つの原因についてみていきましょう。