犬歯(けんし、Canine tooth)は側切歯の遠心側に隣接する歯。 上下顎それぞれに一対(計四本)ある。 食物を捕らえ、切り裂くための歯である。 ヒトの場合、前歯部を構成する歯の一つである。
歯の犬歯はどこ?
2犬歯前歯と奥歯の中間にある、手前から3番目の歯を犬歯と呼びます。 糸きり歯とよく呼ばれている歯です。 上下左右それぞれ1本ずつ、計4本あります。 犬歯は食べ物にかぶりついて切り裂く役割があります。
犬歯 なんで?
犬歯は、噛み合わせや下顎の位置を定める大切な役割を担っていると考えられています。 もし犬歯がなくなれば、下顎の位置が不安定になり、顎の動きにも影響するようになります。
犬歯 何に使う?
ライオンやトラなどの肉食獣の犬歯は牙(きば)として大きく発達し、主として攻撃や防御の武器として、また餌(えさ)の捕獲に使われる。 イノシシやクマなどの雑食動物でも犬歯はよく発達し、やはり強力な武器として使われる。
犬歯 尖る なぜ?
犬歯はもともと尖った形をしているものですが、遺伝によっては必要以上に尖った形になっていることもあるでしょう。 また、犬歯が尖る原因の1つが、遺伝的に顎が小さく生えるために必要なスペースが十分にないという理由です。 生えるために必要なスペースがなければ、歯は埋没してしまいます。