歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐき(歯肉)や、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。 歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し歯肉の辺縁が炎症を起こして赤くなったり、腫れたりしますが痛みはほとんどの場合ありません。
人はなぜ歯周病になってしまうのか?
歯周病は、歯周病菌に対して体が過剰な免疫反応を起こすことで初めて発症するのです。 つまり、歯周病菌が口の中に存在しない人は歯周病にはなりません。 また、歯周病菌がいたとしても、その免疫反応が適正なものであれば歯周病になる可能性はかなり低くなります。
どうして歯周炎になるの?
歯槽膿漏の原因は口腔内の細菌です。 この細菌は歯垢に生息しており、普段の歯磨きが不十分で歯垢が溜まると増殖し、毒素を出して歯ぐきに炎症を起こす原因となります。 歯槽膿漏が進行すると、血液を介して細菌が各臓器に運ばれ、身体に様々な影響を及ぼすことになります。 ・歯槽膿漏と糖尿病が双方に悪影響を及ぼす。
歯周病って何歳ぐらいから?
いつも口の中が汚れている子どもたちは、5歳前後から歯肉炎が徐々に始まり、歯周病がじわじわ起きてきます。 厚生労働省の歯科疾患実態調査(昭和62年、旧厚生省公表)によると5~14歳で33%の小中学生の3人に1人が歯肉炎・歯周病にかかっています。
歯周病を治すにはどうしたらいいの?
ですが、定期的にお手入れする事により、炎症や歯周病の進行は止める事が出来るので、歯周病になった場合は、面倒でもしっかりとお手入れを続けて行く事が大事です。 歯周病菌が原因で発症する「歯周病」、何となく歳を重ねるとなってしまう様なイメージを持っている人も少なくありません。
歯周病は遺伝しますか?
プラークを形成しやすい食べ物としては粘着性の高い食べ物があります。 また、糖分が高い食べ物もプラークを形成する細菌の活動を助ける原因となります。 歯周病そのものが遺伝するということはありません。 しかしながら、非常に少ない例ですが、遺伝性要因があるとされる歯肉の増殖特殊な歯周病があります。
歯周病は一度なると手遅れですか?
歯周病は一度なると手遅れなの? 早い段階できちんと対策をすれば手遅れにならないことがほとんどです。 しかし、重度の歯周病まで進行してしまっていれば手遅れの場合があります。 歯周病を治さないとどうなる?
歯科医院で歯周病治療を受けていないのはなぜですか?
歯科医院で歯周病治療が必要なのに受けていない 4. 規則正しい生活が出来ていない 5. 糖尿病など全身疾患をもっている 6. 歯ぎしりをしている 7. 噛み合わせが悪い 噛み合わせが悪いと歯に負担がかかります。