仏壇にお供え物を頼むときも、「チーンしてきて」と言われる方も多いことと思います。”チーン”という音で親しまれる仏具の正式名称は「りん」。 敬称をつけ「おりん」とも呼ばれます。 本来、経を読む合図として使われましたが、仏壇にお参りをするときに鳴らすように変化しました。 13 мая 2021 г.
仏壇 チーン 何?
仏壇で手を合わせる時に「チーン」と鳴らす、お椀型の仏具の名称をご存知でしょうか。 この仏具は「りん」と言い、読経やお参りの際に鳴らします。
おりんはいつ鳴らすのか?
本来、おりんは読経の始まりと終わりを区切るために鳴らすものです。 宗派やお寺によってタイミングは少々変わりますが、読経のひと区切りの合図として鳴らします。 そのため、合掌をするだけならおりんを鳴らす必要はありません。 本来の使い方をするのであれば、お経や正信偈を読むときに鳴らすとよいでしょう。
おりん なぜ鳴らす?
「鈴」や「輪」とも表記される、「梵音具(ぼんおんぐ)」という読経の際に用いられる仏具の一つ。 宗派によって呼び方が異なる。 おりんを鳴らす意味… 荘厳な雰囲気を作る、邪気を払いのける、諸天善神の来臨を乞う、読経の音程やリズムを合わせるなど様々な意味がある。