さまざまな原因で血管が破れ、血管内を流れている血液が血管外に漏れ出て出血します。 全血液量の約20%(体重50kgの人で800mL)以上が短時間で失われると出血性ショックとなり、さらに30%(1200mL)以上の出血で生命の危険があるといわれます。
出血過多 どのくらい?
1周期の総出血量として、20-140ml が正常とされています。 20ml以下を過小月経、140ml以上を過多月経といいます。
血液 どれくらい失うと?
通常、体重の約7~8%(体重の12分の1~14分の1)と言われています。 一般に体内の血液の20%が急速に失われると、出血性ショックという重い状態になります。 30%を失うと、生命に危険を及ぼすとされています。
大量出血は何リットル?
大人の体には約4~5L(体重のおよそ8%)の血液があり、出血によって1L以上の血液が失われると生命に危険が及びます。
血液はどのくらいで作られる?
Q 血液は1日にどれくらい造(つく)られるの? A 1日に造られる量は、体重40Kgの人で25mL、80Kgの人では50mLとなります。 血液の量は体重の約1/13です。 また赤血球の寿命は120日で、毎日、血液全体の1/120が新しいものに入れ替わっています。