喘息(ぜんそく)は気管支が敏感になり狭くなる発作 「ゼーゼー、ヒューヒュー」といった喘鳴(ぜんめい)や、激しい咳が出る、呼吸が苦しくなるといった症状が、喘息(ぜんそく)の発作です。
喘息 なぜ苦しい?
喘息発作はどうして苦しいの 気管支が狭くなりますから、肺の中に入ってくる酸素量も少なくなり、当然苦しくなります。 また、狭くなった気管支を空気が通るたびに、ゼーゼー、ヒューヒューという音が聞こえます。 これは、狭い気管支に空気を通すため、通常は使わない筋肉を総動員して呼吸をしているためで、大変苦しい状態です。
喘息 どんな苦しさ?
喘息の主な症状には、咳、痰、息苦しさ、 喘鳴 ぜんめい (呼吸する時にゼーゼー、ヒューヒューという音がでる)、胸苦しさなどがあります。 症状は発作的にあらわれ、夜~早朝、季節の変わり目に起こりやすいことが特徴です。
喘息 吐くとき苦しい なぜ?
喘息では、息を吐く時に気道が狭くなるため、②の吸い込んだ空気を吐き出す時のスピードが低下します。 息を吐く時に気道が狭くなる代表的な病気には、喘息とタバコが原因のCOPD(肺気腫・慢性気管支炎)があります。 喘息は、アレルギー(好酸球)による気道の炎症が常に(発作がない時にも)起きています。
喘息 寝ると苦しい なぜ?
■ 喘息発作は、夜から早朝にかけて起こりやすくなると言われています。 寝ている間は昼間より呼吸する量が少なくてもいいので自然と気道が狭くなります。 そこに朝方の冷たくなった空気を吸い込むと、気道はいっそう狭くなり、また冷たい空気が刺激となって、発作が起こりやすくなります。