その炎症を抑え、発作を予防するのが「吸入ステロイド薬」です。 . 性β2刺激薬配合剤 吸入薬: 1剤で気管支の炎症を抑える効果と、気管支を広げる効果があります。
喘息 吸入薬 いつ?
気管支拡張薬の吸入は、5分以内に効果が出て、約20分で最大の効果が発揮されます。 気管支拡張薬を2吸入して、20分経っても楽にならない時は、もう一度2吸入して下さい。 それでも楽にならない時は20分後に更に2吸入して下さい。
喘息 吸入薬 何回?
ガイドラインでは気管支拡張剤は1日4吸入までということになっています。 数日間であれば1日1回~4回吸入していただくのは構いません。 ただし、3~4回吸入しても症状が充分取れない、あるいは1~2回吸入しても全く症状が変わらない、あるいは悪化するという状態でしたら、医療機関を受診していただくというのがひとつの目安です。
吸入薬 なんのため?
気道の炎症や気道過敏性を抑えて気道が狭くなるのを改善し、喘息発作を予防します(最近では、ドライパウダー型の薬もあります)。 副交感神経の遮断作用により気管支の収縮を抑制し、発作を予防します。 アレルギー反応によって起こる化学伝達物質の遊離を抑制することにより、気管支喘息の発現を防止します。
喘息になったらどうしたらいいですか?
発作が起きたらまず、発作の程度をみます。 苦しいが横になれる「小発作」、苦しくて横になれない「中発作」の場合、短時間作用性β2刺激薬を、20分おきに2~3回吸入します。 症状が改善したら、そのまま自宅で療養します。 症状が改善しない場合は、救急対応できる医療機関を受診します。