喘息を診断したり、状態をチェックするために検査を行います。 . 喘息と同じような症状を持つ他の呼吸器疾患との判別や、肺炎などの合併症を知るために行う検査です .
喘息かどうかの検査?
スパイロメトリーは、スパイロメーターという機械を使い呼吸機能を調べる喘息の基本的な検査です。 まず息を思いきり吸い込み、次に力いっぱい吐きます。 この時、息を思いっきり吸ったときの肺活量(努力性肺活量)、吐き始めてから吐き終わるまでの時間、吐くスピードを、機械が測定します。
喘息は呼吸器疾患ですか?
呼吸器疾患とは、呼吸に関わる臓器である呼吸器(上気道・気管・気管支・肺など)に起こる疾患の総称です。 代表的な呼吸器疾患には、今回のテーマである気管支喘息のほかに、COPD・かぜ症候群・気管支炎・インフルエンザ・肺がん・副鼻腔炎などがあります。
喘息の症状はどんな症状ですか?
喘息は、咳や痰(たん)、息苦しさや「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という喘鳴(ぜんめい)など、さまざまな症状があります。 最近では咳だけの喘息(咳喘息)も増加しています。 また、胸の痛みやのどに感じる違和感なども喘息の症状のひとつです。 このような症状が続いている⽅は、⼀度病院・診療所を受診しましょう。
咳喘息 ほっとくとどうなる?
喘鳴がないために風邪と間違われやすいのですが、咳ぜんそくを放置していると、典型的なぜんそくに移行することも多いのです。 また慢性的な咳は、ぜんそく以外にもさまざまな病気が原因となります。 たとえば、百日咳やマイコプラズマ肺炎や結核などの感染症、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や間質性肺炎、胃食道逆流症などが挙げられます。