喘息を持っている方は、鼻の病気を合併しやすいことが知られています。 空気の通り道である気道は、鼻から気管支までつながっています。 喘息は下側の気道(下気道)、鼻の病気は上側の気道(上気道)と、ひとつのつながった気道の中で発症するため、合併している方が多いといわれています。 20 апр. 2021 г.
喘息とはどんな病気?
ぜんそくは、気道(気管支)の慢性的な炎症によって起こる病気で、正式には「気管支ぜんそく」と呼ばれています。 気道の粘膜が常に赤く腫れ、内側がせまくなった状態になり(気道の狭窄)、ちょっとした刺激にも過敏に反応してさらにせまくなって、ぜんそくの発作が起こります。
喘息は何が原因?
喘息(ぜんそく)の原因 喘息(ぜんそく)は、呼吸をするときの空気の通り道(気道)が、アレルギーなど炎症によって敏感になり、けいれんを起こして狭くなることで起こります。
咳喘息は何科を受診?
「呼吸器内科」または「アレルギー科」へ 気管支喘息は、基本的に呼吸器内科で診療を行います。 また、気管支喘息はアレルギー疾患のひとつでもあり、アレルギーに関する検査を行うこともあるため、アレルギー科でも診療してもらうことができます。
副鼻腔炎から咳喘息何科か?
迷ったら呼吸器内科を受診しましょう 花粉症やシックハウス症候群など、アレルギーの症状として咳が止まらなくなることもあります。 呼吸器内科の中でもアレルギーに強い病院があれば、そちらを受診するのもよいですし、副鼻腔炎など鼻の病気を指摘された時は、耳鼻科を受診してみましょう。
気管支喘息で鼻みずが落ちてきて咳になるのですか?
また、気管支喘息の方で、鼻がつまる、のどに鼻みずが落ちてきて咳になるという症状をお持ちの方は、副鼻腔CTなどで副鼻腔炎の有無、鼻内の検査によりアレルギー性鼻炎の状態を 確認して治療にあたるほうが良いと思われます。 気管支喘息に対して吸入ステロイドによる治療をされている方がアレルギー性鼻炎の治療としてクリニックを受診された際には、処方されている吸入ステロイドを「吸ったあと鼻からだしてください」とお話します。
喘息の主な症状は何ですか?
喘息の主な症状には、咳、痰、息苦しさ、 喘鳴 ぜんめい (呼吸する時にゼーゼー、ヒューヒューという音がでる)、胸苦しさなどがあります。 症状は発作的にあらわれ、夜~早朝、季節の変わり目に起こりやすいことが特徴です。 喘息の発作は、風邪、運動、アレルゲン(アレルギーの原因となる物質)、たばこ、気温や気圧の変化など、さまざまな刺激が原因となって起こります。
喘息はアレルギー疾患を持っているのですか?
喘息を含めたアレルギー疾患の患者数は増加傾向にあります。 厚生労働省の調査によると、日本国民の2人に1人はなんらかのアレルギー疾患を持っていることが明らかとなっています 2) 。 喘息は子どもだけの病気ではない?
喘息の悪化による咳は簡単に見極めることができますか?
なにより 喘息の悪化による咳と新型コロナによる咳は、私たち専門医でもすぐには簡単に見極めることができません。 この時期、咳が続くとなにより患者さん自身が不安になり、日常生活を送る上での妨げとなってしまいます。 せっかくいい治療法がある現在、喘息患者さんには、感染対策がしっかりとられている信頼できる主治医のもとで、しっかりと吸入、内服治療を続けていただきたいと切に願っております。