ご自身の喘息(ぜんそく)の種類とその原因、知っていますか? . アレルゲンが特定できないため、どんな状況下で発作が起きたのかに注意を払う必要があります。
喘息 どうする?
発作が起きたときの対処法フローチャート 発作が起きたらまず、発作の程度をみます。 苦しいが横になれる「小発作」、苦しくて横になれない「中発作」の場合、短時間作用性β2刺激薬を、20分おきに2~3回吸入します。 症状が改善したら、そのまま自宅で療養します。 症状が改善しない場合は、救急対応できる医療機関を受診します。
喘息の薬は何?
病院で処方される治療薬 薬物療法としては、発作が起きないように予防する長期管理薬として、吸入ステロイド薬が第一選択薬です。 吸入ステロイド薬と併用する長期管理薬としては、長時間作用型吸入β2刺激薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬、テオフィリン徐放薬などがあります。
咳喘息は何科を受診?
呼吸器内科、アレルギー内科に相談してください。
喘息は完治しますか?
1.喘息は完治する? 残念ながら、喘息は今の医学で完治させることは不可能な病気です。 ただし、適切な薬物治療と自己コントロールを継続することができれば、健康な人と変わらない生活を送ることができます。 また、小児喘息の場合、症状の程度によっては寛解(ほとんど症状がでない状態)を目指すことも可能です。
喘息治療の目的は何ですか?
喘息の治療は発作を起こさないための治療です。 つまり、喘息治療の最大の目的は発作を起こさないようにすることなのです。 ですから今後も、予防治療が中心となっていくでしょう。 新薬は2013年に発売されたビランテロール・フルチカゾン(レルベア®)ホルモテロール、フルチカゾン(フルティフォーム)や2009年に発売された皮下注射薬、オマリズマブ(ゾレア®)が比較的新しい薬です。
喘息は2種類の薬で治療できますか?
喘息は、主に2種類のお薬での長期治療となります。 医師から処方されたお薬を服用しながら、しっかり治療しましょう! 即効性があり、気管支を広げて喘鳴や呼吸困難を緩和するお薬や、副作用に弱いお薬もあります。
気管支喘息の治療方法はありますか?
変えられない体質と多くの悪化させる要因が身の周りにあるため、治療により咳喘息のコントロール(症状を無くする事)することは可能ですが、完全に治すことはできないのが現状です。 しかし、最近開発された薬剤(好酸球・アレルギーを起こすIgEと呼ばれるタンパク質を抑える)により、これまでにはなかったような画期的な治療効果が、気管支喘息では既に認められています。
喘息治療薬と発作治療薬の違いはありますか?
喘息 の治療薬は「長期管理薬」と「発作治療薬」に分けられます。 長期管理薬はコントローラー、発作治療薬はリリーバーとも呼ばれます。 最近では、吸入ステロイド薬(ICS)に長時間作用型の気管支拡張剤(β2刺激薬)を組み合わせた配合剤が長期管理薬として開発されました。 吸入ステロイド薬:抗炎症薬。 喘息症状を根本的に改善する薬 長時間作用性β2刺激薬:気管支拡張薬。 吸入ステロイドと併用して用いられる 吸入ステロイド薬(ICS)・長時間作用性β2刺激薬(LABA)配合剤:抗炎症薬・気管支拡張薬配合剤。 現在の治療の主流。 気道の炎症改善+気道の拡張効果の双方を兼ねる 長時間作用性抗コリン薬( LAM A):気管支拡張薬。