日本女性に大腸がんが増えた背景には、食生活や生活習慣などライフスタイルの変化があると考えられています。 例えば、食生活。 大腸がんのリスクを高める要因として牛や豚などの赤身肉を多く摂る食生活が、逆にリスクを下げる要因として野菜や果物を多く摂る食生活が指摘されていますが、現代の食生活はともすればハイリスクになりがちです。
なぜ大腸がんが多いのか?
大腸がんは40歳代から増加し始め、高齢になるほど罹患率が上がります。 増加している原因として、食生活の欧米化、肥満、ストレス、飲酒や喫煙などがあると言われています。 とくに女性は、若い頃から便秘に悩む方が多く、腸内環境の悪化が大腸がんのリスクを上げているという報告もあります。
大腸がん 女性 何歳?
大腸がんにかかる年齢は、50歳代から増加しはじめ、高齢になるほど高くなります。 男性に多い傾向がみられます。 女性がかかるがんで最も多いのは"乳がん"ですが、一方で女性のがん死亡原因の第一位は大腸がんですので、女性にとっても危険性が高いがんなのです。
大腸がん 女性 何位?
1位総数大腸大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸6位男性前立腺大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸5位女性乳房大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸2位、直腸7位
大腸癌になりやすい人はどんな人?
増加の背景は、食生活の欧米化に伴う動物性タンパク質や脂肪分の摂りすぎ、運動不足、肥満、喫煙、飲酒などが挙げられます。 また、遺伝的な要因が関係していることもあり、家族性大腸腺腫症1)やリンチ症候群2)の家系の方では、大腸がんになる可能性が高いことが知られています。