大腿骨骨折(だいたいこつこっせつ)とは、いわゆる“太ももの骨の骨折”のことです。 触ってみると分かりますが、ふとももには太い骨と筋肉が付いています。 特にヒトの場合は、上半身を支え、かつ歩行するのに使う重要な部位です。 もし骨にひびが入ったり折れたりすると、たいていの場合、痛みがひどくて歩くことができなくなります。
大腿骨頸部骨折ってどこ?
「大腿骨頸部骨折」とは、股関節(足の付け根)の中で大腿骨の骨頭を支える頸(くび)の部分の骨折です。 主な症状は、股関節部(脚の付け根)に痛みがあり、ほとんどの場合、立つことや歩くことができなくなります。 高齢者が転倒して立ち上がれなくなった時には、まず、この骨折が考えられます。
大腿骨骨折 何科?
ほとんどの方は動けなくなるほどの痛みを伴いますが、強い痛みではない方は歩いている間に痛みが段々と強くなり骨折が悪化することがあります。 早急に整形外科を受診しましょう。
大腿骨骨折 入院 何ヶ月?
平均在院日数 全体の患者さんの平均在院日数は11.4日ですが、大腿骨近位部骨折で入院した患者さんの平均在院日数は23.5日とかなり長いのが特徴です。 これは、多くの患者さんで日常生活の動作に支障をきたすため、短期間で直接自宅に退院できずリハビリの継続を目的とした転院を要することが主な理由です。
股関節骨折したらどうなる?
症状 股関節骨折は通常、激しい痛みを伴い鼠径部に痛みを引き起こします。 折れた骨片が分離していると、患者は歩くことも立つことも、脚を動かすこともできません。 横になると、骨折した側の脚が短く見え、外側に開いていることがあります。