皮膚は横に切りますが、中の子宮を切る方法は基本的に同じで、帝王切開自体の安全性に大きな違いはありません。 傷の大きさは、縦切開だと4~10cm、横切開だと10cm前後。
帝王切開 麻酔はどれくらいで切れる?
麻酔の効果が現れるまでの時間は麻酔薬を注入してからすぐに効果があり、麻酔の持続時間は2~3時間程度です。 術後3~5時間もすれば麻酔は切れて感覚が戻ります。 一方、硬膜外麻酔では背骨にある硬膜外腔という場所に直径1mmぐらいの細くて柔らかい管を入れそこから薬を注入します。
帝王切開の痛みはどれぐらい?
帝王切開の痛みには傷の痛みと子宮収縮の痛み(後陣痛)があります。 傷の痛みは手術後に麻酔が切れると生じてきます。 いつまで続くのかというと、痛みのピークは手術当日夜~産後2日くらいで、術後3日目くらいから少しずつ痛みが落ち着いてきます。
帝王切開してからどのくらいでセックス?
セックスはいつ頃から大丈夫ですか? 目安は、産後の1ヵ月健診以降から2ヵ月位になります。 出産は子宮や腟に小さな傷をたくさんつくりますが、1ヵ月位で回復します。 健診で問題がないと言われたら分娩方法にかかわらずセックスは可能になります。
帝王切開傷いつなおる?
帝王切開の傷跡の経過 帝王切開手術による傷は、術後から3日程度で閉じていきますが、皮膚の下で炎症は続いており、赤い腫れや痛みが生じます。 この時期は炎症期と呼ばれています。 傷が閉じると新しい細胞が生まれ、傷を埋めていく増殖期が3週間〜1カ月程続き、赤みや痒みが生じることがあります。