関西は縦切り、 関東は横切りが主流 ただ、緊急に赤ちゃんを出さなければならないときや、癒着などで手術が難しい時には、縦に切開したほうが安全なこともあります。 また、横切開は、腹直筋などの組織を縦切開するので、皮下組織を大きく剥離し、操作するために、縦に切開するよりも時間がかかり、術後の痛みも長引く傾向があります。
帝王切開 なぜ横?
横切開は恥毛のすぐ上を切開するので、傷跡が目立ちにくいという利点がありますが手術に時間がかかります。 当院では、基本的に傷跡が目立たない横切開を行っております。 ただし、前回が縦に切開されていれば縦切開になります。
帝王切開とはお腹のどの辺を切る?
帝王切開では、おなかの切り方が二種類あります。 おへその下を垂直に切るのが「縦切開」、水平に切るのが「横切開」です。 最初に腹壁を10~15cm切開し、次に子宮を切開します。 緊急帝王切開のように1秒でも早く赤ちゃんをおなかの外に出してあげなくてはいけないときには、縦切開になる場合が多いようです。
帝王切開後何人産めるか?
帝王切開の場合、通常は3人まではOKとされています。 実際には3回以上も可能ですが、子宮破裂などのリスクが上がってきます。 また妊娠の間隔については、通常1年以上は空けることをお勧めします。
帝王切開 縦切り どこまで?
・縦に切る方法~おへその下から恥骨に向かって縦に切ります。 皮膚から腹膜までは縦ですが、子宮は横に切ります。 手術時間が短く、赤ちゃんを安全に取り出すことができるので、緊急帝王切開の時によく行われる方法です。