A鼻づまりは、鼻粘膜の腫れによって起こります。 点鼻薬の主成分である血管収縮薬は、腫れた部分への血流を減少させ、それによって鼻汁が減り、腫れも軽減させます。
点鼻薬はなぜ鼻がとおる?
つまり、点鼻薬を使用した直後は、鼻粘膜内の血管が数分以内に収縮し、鼻粘膜の中に貯留した血液や、そこを循環する血流量が著しく減少します。 それとともに鼻粘膜の充血が解消され、その分の鼻粘膜の容積が縮小し、相対的に鼻腔内の空間(空気の通り道)が大きく広がり、鼻閉が軽快します。
鼻詰まり 鼻の中どうなってる?
鼻腔内の粘膜には、たくさんの毛細血管が通っているので、毛細血管が拡張したり収縮したりすることによって、鼻腔内の粘膜も腫れたり、ひいたりします。 鼻炎による鼻づまりは、鼻の中の粘膜が腫れることによって、鼻の通りが悪くなって起こります。 鼻炎の鼻水は水っぽいので、鼻水自体が鼻づまりの原因となることは、ほとんどありません。
何故鼻詰まる?
鼻腔で空気の通り道がなんらかの理由でふさがれると鼻詰まりが起こります。 その理由で考えられるのは次のようなものです。 炎症やアレルギーによって腫れが起こっている状態です。 原因となる病気には、鼻炎・副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、肥厚性鼻炎、妊娠性鼻炎があり、他に点鼻薬の常用による腫れがあります。
鼻が詰まった時にはどうしたらいいの?
部屋を暖かくしたり、レッグウォーマーやネックウォーマーで太い血管が通る部位を温めたりすることで血行が良くなり鼻の通りが良くなります。 また、お風呂に入るなどして体を温めることも血行が良くなるため効果的です。