血管内留置カテーテル関連感染予防のためのCDCガイドラインでは「末梢カテーテルを96時間ごとより頻回に交換する必要はない」とあります。 4日より頻回にならない=4日以上間隔をあけて交換すればよいと考え、カテーテルと輸液ルートを7日に1回(週1回)同時に交換するという案もあります。
点滴 留置 何日?
1. 輸液ラインの交換頻度 1) 輸液ラインは 72 時間から 96 時間以内に交換することが望ましいが、末梢血管が極端に出にくい患 者で、静脈炎がないことが確認できれば、7 日までは留置可能である。
点滴交換 何日?
普通は、末梢静脈カテーテルの留置期間が3~4日間ですので、カテーテルを入れ換えるたびに交換すればいいことになります。 厚生労働省の研究費で作成されたガイドライン(表1)でも、CDCのガイドラインでも、カテーテルは3~4日毎、または96時間以内に入れ換えることが推奨されていますので、この方法で問題はないと思います。
抹消ルート いつまで?
末梢静脈ルート 末梢静脈ルートの交換時期については、CDCガイドラインによって「72~96時間の間隔で交換する」ことが推奨されています。 例外は、清潔が保てない場合と小児の場合です。 清潔に留置されていない緊急時における末梢静脈ルートについては、CDCガイドラインでは「48時間以内に交換する」ことが推奨されています。
中心静脈カテーテル 何日?
平均留置日数は30日から50日というところです。 しかし、安定していて、TPN管理だけを行っておけばいい症例では感染率も低いのですが、多種類の輸液・薬剤を投与する必要がある場合には感染のリスクが高くなります。