点滴をすることは、静脈炎の予防に効果的だといわれています。 痛みを感じるときは、抗がん剤の種類によって対処方法は様々です。 決して「こんなもんだ」とは思わずに .
点滴 痛み なぜ?
点滴は、水分や栄養の補給ができる大切な治療ですが、点滴中に血管が痛くなったり赤くなったりしたことはありませんか? 原因は、点滴液による刺激や感染により「血管炎」を起こしているからです。 血管炎が起きたら、針を抜いて別の血管に刺し替えなければなりません。 また、点滴が漏れて腕が腫れた経験をお持ちの方もおられるでしょう。
血管痛 どうする?
・アイスノン・冷えピタ・お菓子の保冷剤などで3日間続けて冷やします。 (冷やす位置は、点滴の針が入っていた部位を中心に約10 cm四方です)。 ・点滴中に血管痛や静脈炎が起こったときは、症状が落ち着くまで入浴等、血管を温める行為は控えてください(シャワーは構いません)。
点滴 差し替え 何日?
血管内留置カテーテル関連感染予防のためのCDCガイドラインでは「末梢カテーテルを96時間ごとより頻回に交換する必要はない」とあります。 4日より頻回にならない=4日以上間隔をあけて交換すればよいと考え、カテーテルと輸液ルートを7日に1回(週1回)同時に交換するという案もあります。
点滴漏れ どんな感じ?
点滴静脈内注射時に薬液が血管内に入らず、皮下の周囲組織に漏れた状態では、注射部に腫脹が起こり、当該肢全体に広がる浮腫が生じます。 また、注射部の冷感や疼痛、不快感も発生します。 これらは、静脈針が確実に血管内へ入っていない場合と、静脈針が血管壁をつき抜けてしまった場合とが考えられます。