DNAはヒトの細胞では、核の中の染色体にあり、A(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)の4種類の部品でできています。 DNA中ではAとT、GとCが結合していて、その結合の対を塩基対と言います。 DNAは、はしごをひねったような形をしていて、核の中の染色体の中に折りたたまれて入っています。
DNA 何の情報?
DNAは細胞の中にあり、長い鎖のような形をしており、たった4種類の塩基で遺伝情報が書かれています。 塩基は遺伝情報を表す文字のようなもので、具体的にはA(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)です。 ヒトの遺伝子のDNAは、全部合わせると塩基が30億個ほどもつながった鎖のような超巨大分子です。
DNA どのような物質?
DNAはデオキリボ核酸の略で、アデニン(A)・グアニン(G)・シトシン(C)・チミン(T)の4つの物質で構成され、これらが繋がりDNA配列になっています。
DNAは,どのような形をしているか?
ヒトなどすべての生物の設計図は、DNAに書き込まれています。 DNAは2本のヌクレオチド鎖からなり、それが右巻きにねじれた二重らせん構造をしています。 ヒトの場合、全長約2メートルにもなるDNAは、糸巻きの芯のようなヒストンと呼ばれるタンパク質に約2回巻きついた構造体(ヌクレオソーム)(図1左)をしています。
DNA 遺伝情報 どこ?
遺伝情報を含むDNAは、細胞の核にあります。 DNAは細胞が分裂するときに集まり、中画像のような形になります。 この中に、長い1本のDNAが折りたたまれ、含まれています(右画像)。 ヒトでは、染色体は23種類あります。