鼻が冷たい空気を吸いこむと、鼻の粘膜が腫脹し、鼻の中を空気が通りぬける時の空気抵抗がふえます。 これが鼻づまりです。 空気抵抗がふえた方が、加温と加湿は容易になります。 鼻から吸い込まれた空気はのどに届くまでに体温近くまで加温され、また十分に加湿されます。
冬 鼻が詰まる なぜ?
ところが、激しい寒暖差による刺激を受け続けると自律神経のバランスが乱れ、鼻の粘膜の血管の収縮・拡張の調節もうまくいかなくなります。 その結果、鼻水や鼻づまり、くしゃみなどの鼻炎の症状が表れやすくなるのです。
なんで鼻づまりになるのか?
鼻腔で空気の通り道がなんらかの理由でふさがれると鼻詰まりが起こります。 その理由で考えられるのは次のようなものです。 炎症やアレルギーによって腫れが起こっている状態です。 原因となる病気には、鼻炎・副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、肥厚性鼻炎、妊娠性鼻炎があり、他に点鼻薬の常用による腫れがあります。
冬 鼻炎 なぜ?
関東では毎年2月から5月までスギ花粉とヒノキ花粉の飛散量が増えますので、冬の季節に症状が出やすくなります。 空中に漂うこれらの花粉が鼻や眼の粘膜に付着するとアレルギー反応が起こり、症状としてくしゃみ・鼻水・鼻づまり・眼の痒み・充血・目ヤニ・涙が出るなどの症状が起こります。
鼻がムズムズする なぜ?
花粉症とは、草木の花粉に接すると、鼻がムズムズするなどアレルギーの症状が起こる疾患の総称です。 症状としては、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなど風邪に似た症状が起こる「アレルギー性鼻炎」、目のかゆみや充血、腫れが起こる「アレルギー性結膜炎」などがみられます。 アレルギー症状には季節性と通年性のものがあります。