ドライアイは、目を守るのに欠かせない涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることによって涙が均等に行きわたらなくなる病気であり、目の表面に傷を伴うことがあります。
ドライアイ どんな症状?
ドライアイという病名通りの乾燥感だけでなく、異物感や目の痛み、目の疲れ、目のかすみ、目が赤くなる、涙が出るなど、あらゆる慢性的な目の不快感を生じる。 人によっては、目やにが多く出たり、目を重たく感じたりすることも。
ドライアイの原因は何?
ドライアイの主な原因 パソコンやスマートフォンなどを見続けることによってまばたきが減ることや、冷暖房により室内が乾燥しがちなことが挙げられます。 また、コンタクトレンズの長期・長時間の装用や、夜型の生活、食生活の変化、運動不足など、ライフスタイルも関わっていると言われています。
ドライアイ どうやってわかる?
涙の量を調べるシルマー検査涙の量を調べる検査で、目盛りのついた専用の試験紙を下まぶたの端に5分間挿入します。 試験紙が涙で濡れた長さで、涙の量を測ります。 涙の量が5mm以下の場合、ドライアイが疑われます。
ドライアイを治すにはどうしたらいいですか?
どうしたらいいですか? 市販の点眼薬を使用して症状が改善されないのでしたら、まず眼科でドライアイの検査を受けてください。 軽度のドライアイであれば症状に応じた点眼薬での治療となりますが、それでも効果が得られない場合には、涙の排出口となる涙点にプラグで栓をして、涙の流出を抑える治療を行います。