喘息(ぜんそく)の原因 喘息(ぜんそく)は、呼吸をするときの空気の通り道(気道)が、アレルギーなど炎症によって敏感になり、けいれんを起こして狭くなることで起こります。
喘息症状が悪くなりますか?
また喘息は新型コロナウイルス感染症とは関係なく急に悪くなることがあるので、悪化時にはすぐに医療機関に相談ください。 ① 喘息症状が出る場合は担当医に連絡をして下さい。 普通のかぜも新型コロナウイルス感染症も,症状が出てからでも症状だけでは区別がつきません.症状が出てすぐに受診しても,抗原検査やPCRC検査を行い、新型コロナウイルスが検出されるかどうかを調べないと新型コロナ感染症と違うと診断することも困難です.と新型コロナウイルスを診断する体制は整ってきていますが、いまだに100%正確に診断することは難しい状態です.PCR 検査は有効な診断方法ですが、新型コロナウイルスが存在していても鼻咽頭からの検査では50%から70%くらいしか診断することはできません。
喘息の治療はどのように行われますか?
喘息 の主な治療は、吸入ステロイド薬による治療です。 軽症から重症まで、年齢にかかわらず、吸入ステロイド薬による治療を行います。 継続して治療することにより、ステロイド*が気管支の炎症を鎮め、喘息の症状を出にくくします。 2018年2月現在、各製薬会社からさまざまな吸入ステロイド薬が登場しています。 吸入ステロイド薬は大きく2種類にわかれます。 粉末の薬剤を一気に吸い込む「ドライパウダー」タイプ、機器で霧状にした液剤を吸入する「エアロゾル」タイプです。 患者さんの年齢や状態に合わせ、どの吸入ステロイド薬を使うかが決まります。 吸入ステロイド薬の安全性について、気にされる方もいるかと思います。
喘息は天候や気圧に敏感なのですか?
喘息は天気や気圧にとても敏感です。 特に梅雨や秋雨、台風や寒冷前線が通過来るときに喘息は悪化しやすい状態になる傾向にあります。 天候や気圧、気温の変化は自然のものなので、私たちの力ではどうにもなりません。 しかしその変化に対する喘息の症状の変化に対する知識を持っていれば、注意することができます。 大人なら自分が、子どもの場合は本人もですが親御さんが、どの程度の症状であることをしっかりと把握しておくことが大切です。 症状によっては重症化してしまったり、命にかかわる場合もあります。 そうならないためにも、症状の段階をしっかりと把握しておきましょう! 日常生活にほとんど影響がない程度に、咳や痰がでます。 呼吸に困難を感じることはありませんが、喘鳴は本人や医師も確認できます。
喘息はアレルギー疾患を持っているのですか?
喘息を含めたアレルギー疾患の患者数は増加傾向にあります。 厚生労働省の調査によると、日本国民の2人に1人はなんらかのアレルギー疾患を持っていることが明らかとなっています 2) 。 喘息は子どもだけの病気ではない?