母乳を作るホルモン「プロラクチン」の 分泌が促されます。 このプロラクチンは、排卵を抑制する作用も 特に持っているので、母乳育児中は無排卵月経になります。 断乳後一ヶ月くらいで体内のプロラクチン値が 正常に戻るので、断乳から1から3ヶ月以内は 生理周期が不規則です。
断乳後 生理 いつから?
産後は、ホルモンの状態が大きく変動しますが、母乳をあげていない場合、産後平均60日で月経が再開するとされています。 その後は授乳期間に応じて、月経再開までの期間も長くなります。 卒乳後は、9割の人が6週以内に月経が再開するとされています。 卒乳後、2~3カ月経っても月経がみられない場合には、受診された方がいいでしょう。
産後の生理不順どのくらい?
授乳期間が短い場合は生理が早く再開されますが、一般的には、出産から生理再開までは平均7か月というデータが多いようです。 授乳をしていない女性では、出産後数ヵ月で生理が再開しますが、授乳を続けていると「プロラクチン」の影響で卵巣機能が抑制され、長い人では1年ぐらい無排卵になる人もいます。
生理再開 いつから?
一般的に、はじめから授乳をしていない場合、産後4~8週間後に生理が始まりますが、完全または混合母乳であれば更に遅れて再開します。 授乳の頻度が高く、授乳期間が長いほど生理の再開は遅れます。 卒乳後は約6週間で生理が再開することが多いようですが、授乳を続けている場合には半年以上再開しないことも少なくありません。
産後生理不順の月2回は?
「出産してから、月に2回生理が来るようになった。」 このような場合の生理は、無排卵月経かもしれません。 無排卵月経とは、生理はあるものの、それに排卵が伴っていない状態のことを指します。 妊娠中や出産直後には、排卵を促すホルモンの分泌が止まっています。