細菌やウイルスなどの病原体の感染によって肺が炎症を起こす病気で、かぜやインフルエンザなどがこじれて起こる場合や、高齢者などでは食べ物や飲み物が誤って気道に入ったり、胃の内容物が逆流したりして起こる場合もあります。
肺疾患とはどんな病気?
タバコ煙を主とする有害物質(日本ではほぼ100%タバコが原因です)を長期に渡り吸入することで生じる肺が炎症を起こした病気です。 呼吸機能検査で、正常に戻すことができない気道の空気の流れが悪くなった所見(気流制限)を認められるのが特徴です。
肺が弱るとどうなる?
自覚症状は運動時に呼吸が苦しくなったり、慢性的に咳が続くなど。 進行すると息切れなどで着替えや入浴など日常生活にも支障が出るため、老後の生活の質が大幅に低下し、介護の負担増につながることもある。
肺の病気 COPD って何?
COPDとは、これまで「慢性気管支炎」や「肺気腫」とよばれていた病気の総称で、たばこの煙などに含まれる有害物質を吸い込むことで、肺や気管支が障害を受ける病気をいいます。 長年、たばこの煙を吸い続けると、気管支や肺胞に慢性的な炎症が起こります。 気管支は炎症のため狭くなり、肺胞は破壊されて酸素を取り込みにくくなります。
COPD 何歳から?
喫煙を続けると、非喫煙者に比べて肺機能の低下が急速に進み、40歳を過ぎたころからCOPD(慢性閉塞性肺疾患)を発症する人が増えてきます。 肺年齢を知ることによって肺の健康状態を知り、早くから肺の健康を守る生活をすることができます。