気胸は肺に穴があいて肺から空気が漏れ、タイヤのパンクのように肺がしぼむために、胸痛、咳や息切れなどが生じる病気です。 穴があく原因の多くは、肺の表面に「のう胞」(「ブラ」とも言います)が生じ、これが破れるためです。 ブラができる理由や破れる理由は、現在でも正確には分っていません。
肺に穴 症状 何科?
肺気胸が疑われる時は呼吸器外科、呼吸器内科、内科を受診してください。 まずは、呼吸器の専門医がいる病院を受診することをおすすめします。 ※月経随伴性の気胸の場合は、婦人科と連携して治療を行います。
肺に穴 どんな痛み?
主な症状は胸痛・呼吸困難・咳 肺から空気が漏れる原因は患者さんによってさまざまですが、共通した症状として胸の痛みや呼吸困難、咳などが現れます。 なかでも、胸の痛みを主症状に訴えて病院に来る患者さんが多いです。 気胸は通常、左右どちらかの肺に発症しますが、まれに左右の肺に同時発症することもあります。
肺に骨が刺さるとどうなる?
また、事故などで骨折した肋骨が肺に刺さって穴があくような場合を外傷性気胸と言い、この場合は出血を伴い血気胸となることが多いです。 症状としては、胸痛、呼吸困難、咳などがみられます。
肺気胸 なんでなる?
「特発性自然気胸」には特定の原因がなく、肺嚢胞が破れることによって起きる。 寝ている間に発症することもある。 長身・痩せ型の若い男性に多く、ストレスとの関係も考えられる。 「続発性自然気胸」は肺疾患が引き金になって発症するもので、特に肺気腫が原因となることが多い。