肺炎の主な症状は、発熱、咳、たんなどで、風邪とよく似ており、症状から見分けるのは難しいのですが、両者はまったく異なる病気です。 大きな違いは感染が起こる部位です。 風邪は主に鼻や喉といった上気道に原因微生物が感染して炎症を起こすのに対して、日常でかかる肺炎は主に肺の中の感染症であり、肺胞という部位に炎症が起こります。 高熱や胸の痛み、激しい咳、息切れ、呼吸時に「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった音がする喘鳴(ぜんめい)と呼ばれる症状が主として現れる。 重症になると呼吸が速くなったり、呼吸困難になって、酸素吸入が必要になるケースもある。 また細菌性肺炎では、黄色や緑色のたんが出ることが多い。
肺炎 の特徴は何ですか?
それに加えて、呼吸の変化が 肺炎 の特徴の一つです。 具体的には、1分間の呼吸数が20回を上回ったり、胸だけの浅い呼吸ではなく、肩も含めた上半身全体が動くような深い呼吸になるといった変化が出ます。 若い方の発熱はいわゆる 風邪 が多いのに対し、ご高齢の方の発熱では、 肺炎 などその他の病気の割合が高くなってきます。 熱があるからと言ってすぐに 肺炎 だというわけではもちろんありませんが、上記のような呼吸の変化や咳、痰といった症状が伴っていれば、まずお近くの内科クリニック、もしくは病院を受診することをお勧めします。 内科の中で特にどこかということであれば呼吸器内科になりますが、 肺炎 は患者数が多い病気であるため、一般内科であっても十分に対応可能です。
肺炎で痛みが出る場所はどこですか?
1 肺炎で痛みが出る場所はどこ? 肺炎で痛みが出る場所はどこ? 肺炎で痛みが出る場所は、以下をご覧下さい。 など多数あります。 具体的な部位ごとの痛みをそれぞれ説明していきます。 喉が腫れる事で、痛みが出ます。 喉が痛くて痰が出ると、細菌性肺炎にかかっている可能性が高いです。 鼻が痛くなるのは、鼻水が沢山出てかみ過ぎる事で痛くなる事があります。 唇や爪が痛むのは、皮膚や粘膜が青紫色になっているからです。 この現象をチアノーゼといいます。 毛細血管が多くて表皮が薄いなどの唇や爪等に発生し、肺炎では中枢性チアノーゼになります。 このチアノーゼは肺炎のような呼吸器障害に起こり、唇や爪の痛みから感覚異常 (ヒリヒリやチクチクとして感覚)になります。
肺炎は肺の奥で起こりますか?
一方で「肺炎」は、肺の奥の方で感染し、細菌やウイルスが増殖して起こる病気です。 そのため、咳や痰は肺の奥からこれらを排出しようとして起こりますので、強い咳、粘度が高い痰を出そうとします。
肺炎の時に発熱しますか?
痰の量も多く、粘度が高いためなかなか吐き出すことが出来ません。 肺炎の時に発熱する理由は風邪と同様ですが、より強い免疫力で細菌やウイルスと戦おうとするため、高熱が続くことになります。 画像:Copyright © Ewelina Kowalska / 123RF 写真素材、Larisa Vasileva / 123RF 写真素材 一部改変