鼻づまりの原因とご自宅でできる鼻づまり解消法について耳鼻科医が解説いたします。各治療法やアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎(蓄膿症)だった場合の手術方法についても .
なぜ鼻づまりになるのか?
原因となる病気には、アデノイド、鼻咽腔血管線維腫、上咽頭がん、その他の腫瘍があります。 年代にかかわらず多いのはアレルギー性鼻炎による鼻詰まりです。 世代によって特徴的に多くなるは、乳児期のアデノイド、大人の肥厚性鼻炎や鼻中隔弯曲症、副鼻腔炎です。
なぜ鼻がつまるのか 風邪?
かぜのウイルスに感染した鼻の粘膜は、抵抗力が落ちるので細菌にも感染しやすくなります。 細菌に感染すると、透明で水っぽかった鼻水が、黄色や緑の粘性のある鼻水に変わります。 さらに、副鼻腔炎になると、鼻腔内に粘性の高い鼻水がたまり、鼻づまりの原因となります。
いつも鼻声 原因?
鼻声の原因としては鼻がつまる病気、副鼻腔炎(ふくびくうえん:俗にちくのう症と呼ばれています)やアレルギー性鼻炎や急性鼻炎(ばい菌が鼻の中で悪さをする病気)といったものが考えられます。 鼻かぜや花粉症でもおこります。
どちらかの鼻が詰まる?
花粉症時期でもなく、特に病気でもないのに、どちらか片方の鼻がつまったという経験をされたことはないでしょうか。 それは、鼻サイクルという現象で、自然と左右交互に鼻の粘膜が腫れることによります。 どちらの鼻がつまるかは自律神経がコントロールしていて、通常2〜3時間おきにつまる側と通る側が入れ替わります。