風邪(かぜ)の原因風邪の原因は、80%~90%以上がウイルス感染です。 残りは細菌、マイコプラズマ、クラミジアなどウイルス以外による感染です。 コロナウイルスやRSウイルス、アデノウイスル、ライノウイルスなど、風邪を起こすウイルスは200種類以上あると言われており、原因を特定することは困難です。
なぜ人は風邪をひくのか?
健康(けんこう)なときは、ウイルスやバクテリアをかんたんにおさえつけることができますが、体が弱っていて抵抗力(ていこうりょく)が弱くなっているときには、これをおさえることができず、ウイルスやバクテリアは体の中でどんどんふえ続けるのです。
風邪のウイルスはどこにいる?
皆さんもご存知の通り、かぜのほとんどの原因はウイルスの感染です。 かぜのウイルスが鼻やのどの粘膜に付着、感染すると、鼻やのどの奥に炎症を起こします。 すると、発熱したり、炎症でのどが痛くなったり、鼻では鼻水やくしゃみを出して、ウイルスを追い出しにかかります。
風邪のウイルスは何?
かぜ症状群の原因微生物は、80~90%がウイルスといわれています。 主な原因ウイルスとしては、ライノウイルス、コロナウイルスが多く、RSウイルス、パラインフルエンザウイルス、アデノウイルスなどが続きます。 ウイルス以外では、一般細菌、肺炎マイコプラズマ、肺炎クラミドフィラなど特殊な細菌も原因となります。
風邪症状 どんな?
症状としては、鼻汁(鼻みず)・鼻閉・咽頭痛・嗄声(声枯れ)・咳嗽・喀痰などの 呼吸器症状の他に、発熱・頭痛・全身倦怠感(だるさ)・食欲不振などの全身症状など、これら全てまたはいくつかの症状を呈するもので、検査をしても顕著な異常はなく、多くは1週間程で自らの免疫力により治ります。