一方、乾いた咳（空咳）は痰の出ない咳です。 かぜの場合が多いのですが、ときには間質性肺炎や肺がんのことがあります。 その場合はレントゲンやＣＴ検査でわかります。
乾燥 咳どんな？
「渇いた咳」は、痰が出ない咳です。 喉の乾燥やかぜの場合が多いですが、肺炎や肺がんなど重い病気の症状としてあらわれることもあります。
乾いた咳をなんという？
乾いた咳はいわゆる「から咳」で、コンコン、ケンケンなどと表現されます。 一般に「上気道炎」つまりカゼの咳です。 痰のからんだ湿った咳は、「下気道の病気」つまり気管支炎や肺炎などに多く、ゴホンゴホンといった表現をされます。
咳って何？
咳（せき）は外からの異物に対する防御反応 肺や気管などの呼吸器を守るために、外から入ってきたほこり、煙、風邪のウイルスなどの異物を気道から取り除こうとする生体防御反応が咳（咳嗽=がいそう）です。 異物が入り込むと、まず咽頭や気管、気管支など気道の粘膜表面にあるセンサー（咳受容体）が感じ取ります。
乾いた咳が出る 何科？
迷ったら呼吸器内科を受診しましょう 咳が長引く時は、喘息など呼吸器の病気が原因であることが多いので、何科を受診すればいいのか迷ったら、まずは呼吸器内科を受診しましょう。
空咳のような乾いた咳が出ることはありますか？
咳は空咳のような乾いた咳が出ることもあれば、痰が絡んだ湿った咳が出ることもあります。インフルエンザにかかった時のような、強いだるさや筋肉痛、関節痛がみられることもあります。嗅覚異常や味覚異常を訴える人も目立ちます。
なぜ咳が出ますか？
どうして咳が出るの？ 咳は、ほこりやウィルス、細菌などの異物が、体に入ってこないように働く防御機能です。 気道内に侵入した異物は、気道にある咳受容体を刺激し、その信号が脳にある咳中枢に伝えられ、咳が出ます。
湿った咳は肺炎で起こりますか？
湿った咳はＣＯＰＤ（慢性閉塞性肺疾患）といわれる慢性気管支炎、肺気腫、そして気管支拡張症などで起こり、慢性的に痰が出ます。 注意しなければいけないのは結核で、最近は高齢の方の結核が増えています。 乾いた咳とは？ 一方、乾いた咳（空咳）は痰の出ない咳です。 かぜの場合が多いのですが、ときには間質性肺炎や肺がんのことがあります。
咳が長く続いている場合、心因性咳嗽が疑われますか？
風邪は完治したのに、咳だけが長く続いている場合、 ストレス（心理社会的因子）が原因 で起こる心因性咳嗽が疑われます。
