感染症にかかると、全身の筋肉痛、だるさが起こることがあります。 この症状は、細菌やウイルスを撃退する免疫機能が活発に働き、免疫系物質であるサイトカイン類が作用することで起こります。
体の節々が痛くなるのはなぜ?
関節は身体を動かすための組織で、それゆえに機械的な刺激を受けることが多く、炎症(関節炎)を起こしやすい部位です。 関節炎が起こると、関節痛を感じます。 原因としては感染、けが、アレルギー、代謝異常などが考えられます。
ウィルス 関節痛 なぜ?
免疫反応により分泌されるプロスタグランジンという物質は、体温を上げてウイルス等と戦うのに役立ちます。 しかしプロスタグランジンは痛みを起こす物質でもあるため、頭痛・筋肉痛・関節痛の原因となることもあります。 筋肉痛や関節痛=インフルエンザと考えがちですが、普通の風邪でも起こり得ます。
筋痛症の原因は?
線維筋痛症の原因はいまだ不明です。 末梢神経からの痛み刺激を脳に伝える上行性経路において中枢の興奮経路が賦活化(活性化)され、さらには脳から末梢神経へとつながる下行性の疼痛抑制(痛みを抑える)経路にも障害が起こることにより、痛みが中枢において増幅されてしまうこと(痛みの中枢性感作)が疼痛をきたす原因と考えられています。
流行性筋痛症 何科?
A: 病院によって様々ですが、主に内科や心療内科に専門の医師がいます。 線維筋痛症友の会のホームページや線維筋痛症学会に案内があります。