肛門周囲膿瘍は便秘の人が強くいきんだ際の大べにゃ下痢をしやすい人の水様便中の最近(主に大腸菌)が勢いよく肛門小窩に侵入することによって、炎症が引き起こされ、やがて肛門周囲に炎症が拡がり、化膿して膿(うみ)が溜まることによって肛門周囲膿瘍となります。
肛門周囲膿瘍 何度も?
この肛門周囲膿瘍を繰り返していると、やがて症状が進み「痔ろう」になります。 痔ろうは手術でなければ根治しません。 治療せずに放置しておくと症状が複雑化し、まれに痔ろうがんになることもあります。 肛門周囲膿瘍の疑いのある人や何度も再発を繰り返している人は、痔の治療を行っている当院に一度ご相談下さい。
肛門周囲膿瘍 何日?
膿瘍(たまった膿)が皮膚に近い場合には局所麻酔下で手術が行われて帰宅することもできますが、膿瘍が大きい場合や深部にある場合には手術時に強い痛みがあるので、 腰椎麻酔 ようついますい 下で手術が行われ、4~5日間入院することが一般的です。
肛門周囲膿瘍 どんな痛み?
痛み・違和感 肛門周囲膿瘍による肛門部の痛みや違和感は数日間続き、徐々に強くなることがあります。 痛みが強い場合には脈を打つように強く痛み、椅子に座ることさえもできなくなります。
肛門周囲 何科?
痔の治療は肛門科・肛門外科で行います。 近くに肛門科・肛門外科がない場合は、外科または消化器外科を受診してください。 また、気になる症状があったら、まずはかかりつけのお医者さんに相談するのもよいでしょう。