一方、静脈より高カロリー輸液で栄養を投与した場合には、グルコースが静脈血に直接入ります。 そのため、経口摂取で栄養素を摂った場合のような、血糖変動に緩衝する臓器の介入がありません(図1- ②)。 したがって、高カロリー輸液では血糖値が急に上昇しやすく、点滴終了後に急に血糖値が下がりやすいのです。
高カロリー輸液 中心静脈 なぜ?
なぜ中心静脈内に投与するの? 高カロリー輸液は、末梢から投与する輸液に比べると3~6倍程度の濃度となっています。 そのため、末梢静脈から投与すると血管痛や静脈炎を起こしてしまうリスクを孕んでいます。 心臓付近の太い静脈である中心静脈に投与することで、 静脈炎のリスクを軽減している というわけです。
高カロリー輸液 末梢 なぜ?
高カロリー輸液は、末梢から投与する輸液に比べ3~6倍も高濃度であるため、末梢静脈から投与すると血管痛や静脈炎を起こし、やがて血管が閉塞します。 心臓に近い上大静脈は太くて血流が多く、高濃度の高カロリー輸液を投与しても瞬時に多量の血液で薄められ、血管や血球に対する影響が少なくなります。
高カロリー輸液早く落とすとどうなる?
高カロリー輸液実施中は、高濃度の糖分を補っているため、血糖を下げるインスリンがたくさん分 泌されています。 そのため急に中止すると、糖分に比べてインスリンが過剰となるため、低血糖を 起こしてしまうのです。
血糖値が高くなるのはなぜ?
血糖値が高くなる原因の多くは、インスリンが効きづらくなることが原因です(インスリン抵抗性と呼びます。)。 その背景には、運動不足・肥満・ストレス過多などの生活習慣が原因になっていることが多いといわれています。 また血糖値を急激に上げるような白米や麺をよく食べることでも起きます。
