大腿骨頸部骨折は転倒をきっかけに起こることが多く、とくに高齢者でよくみられます。 なぜなら、高齢者はバランス感覚が低下して転倒しやすいことに加えて、骨がもろくなる骨粗しょう症を患う人が少なくないからです。 骨折してしまうとほとんどの場合、立つことができません。
大腿骨骨折 何故?
主な原因は骨粗しょう症 大腿骨頚部骨折を起きやすくする主な原因は骨粗鬆症です。 骨粗しょう症とは骨の内部がスカスカになり骨の強度が低下してしまう病気で、高齢の女性に多く発症します。 骨粗しょう症で骨の強度が弱くなると、外部から強い衝撃を受けなくても骨折してしまうことがあります。
高齢者 骨折 寝たきり なぜ?
高齢者に多い骨折の部位は、太ももの付け根(大腿骨頚部)、手首、背中、肩などの骨です。 特に太ものの付け根の骨を骨折すると、立つことや歩くことができなくなり、要介護や寝たきりになる危険が高まります。
大腿骨骨折 何歳?
その最大の要因は、「高齢化の進行」。 大腿骨骨折の患者は70歳以上が中心となっています。
大腿骨骨折ってどういうこと?
大腿骨骨折(だいたいこつこっせつ)とは、いわゆる“太ももの骨の骨折”のことです。 触ってみると分かりますが、ふとももには太い骨と筋肉が付いています。 特にヒトの場合は、上半身を支え、かつ歩行するのに使う重要な部位です。 もし骨にひびが入ったり折れたりすると、たいていの場合、痛みがひどくて歩くことができなくなります。