家庭や工場などから流す汚水と雨水を併せて「下水」と呼びますが、下水の排除方式には、合流式と分流式とがあります。 合流式は、汚水と雨水とをひとつの下水道管で集め、水再生センターまで運ぶ方式で、分流式は、汚水と雨水を別々の下水道管で集め、汚水は水再生センターまで運び、雨水はそのまま川や海へ流す方式です。
うんこはどこへいくの?
トイレに流したうんちやおしっこの処理方法は、大きく分けて2種類あります。 ひとつは、バキューム車で集められ、し尿処理施設で処理される方法。 もうひとつは、下水道を通って下水処理施設に運ばれ、処理される方法です。
下水道 どうなる?
きれいに処理された下水は、 河川や海などに放流されて自然の水循環に戻っていきます。 処理場に運ばれた下水は、まず、沈砂池と呼ばれる池に入り、 下水の中に含まれている大きなゴミや砂は、ここで取り除かれます。 大きなゴミや砂を取り除かれた下水は、最初沈殿池に入ります。
下水はどうやって流れるの?
下水道のしくみを知ろう! 地面には下水を流すために2種類の下水道管(汚水管と雨水管)が埋まっています。 汚水はこの管を通って下水処理場に運ばれ、また、雨水は管を通って川に流されます。 下水道管には傾きがついているので、水は自然に流れます。
使った後の水はどうなるか?
きれいになった水は、最後に川に流されます。 台所などで使われた水は、下水道を通って下水処理場に集められ、そこできれいになって川に戻されます。
上下水道 いつから?
そこで、明治17年(1884),日本ではじめての下水道が東京で作られました。 その後、いくつかの都市で下水道が作られたものの,全国に普及することにはなりませんでした。 本格的に下水道が整備されるようになったのは、第二次世界大戦後、産業が急速に発展して、都市への人口の集中が進んでからのことです。
汚れた 水 どうなる?
下水道のしくみ ... 地上にふった雨水は、そのまま川や海に流されますが、家庭や工場などから出るよごれた水は、下水管を通って下水しょ理場に集められます。 よごれた水がそのまま川や海に流れると、川や海もよごれ、そこに住む生き物ばかりか、やがては人間の体にも悪いえいきょうが出てくるのです。
使った水はどこへ 流れていく のか?
使った水はどこへ行くの? みなさんが使った水(おすい)は、地下にうめてある下水道管(げすいどうかん)をとおり、下水処理場《汚れた水をきれいにする施設》に運ばれます。 下水処理場できれいにした水は、川や湖や海にかえしています。 下水道管は、おすいが自然(しぜん)にながれるよう図1のようにかたむけてうめています。
汚水はどこへ行くの?
私たちが日常生活で使用するトイレや台所から流された汚水は、下水道管を通って下水浄化センターや処理施設に集められます。