ギンナン接触性皮膚炎はギンナン成分による”かぶれ”です。 ギンナンの外皮の内側のヌルっとした部分のビロボールという物質に何度か触れることにより感作が成立(アレルギー物質に反応するように免疫細胞が覚えてしまうこと)してしまったため、ギンナン拾いや銀杏の皮をむいて調理した後に強い痒みを伴う”かぶれ”がおこることです。
ぎんなん 触ると?
ギンナン(イチョウの実)(イチョウ科) この果実には特有の悪臭があり、触れると外果皮に含まれるビロボールが原因でアレルギー性皮膚炎を起こすことがあります。
ぎんなんの病気?
ぎんなん中毒による症状は、主に嘔吐と痙攣だそうです。 ほかにも顔面蒼白だったり、呼吸困難、めまいや意識混濁、便秘、発熱なども起こるそうです。 発症時間は、食べてから1~12時間と時間の幅が広く、大抵は24時間から90時間以内に回復するようですが、希に死亡例もあるそうです。6 окт. 2017 г.
ぎんなんの有毒成分?
■ ぎんなんは古くから薬や食材として用いられてきましたが、実は食べすぎると中毒を起こします。 有毒成分は4-メトキシピリドキシン(4-MPN)という物質です。 4-MPNはビタミンB6と構造がよく似ているため、ビタミンB6が結合して働く場所へ誤って結合してしまいます。
ぎんなん 神経毒?
銀杏に含まれる毒素「メトキシピリドキシン」はビタミンB6という栄養素に分子構造が非常によく似ていることがわかったのです。 よく似ているがためにビタミンB6の働きを阻害してしまい、中枢神経で悪さをしてけいれんなどの中毒症状を引き起こしてしまうのです。