骨粗鬆症(こつそしょうしょう、骨粗しょう症、osteoporosis)とは、後天的に発生した骨密度の低下、または骨質の劣化により骨強度が低下し、脆弱性骨折が発生し易くなる疾患、あるいは、そのような骨の状態を指す。
骨粗しょう症は何科で受診するのか?
いま骨粗鬆症は、おもに整形外科、外科、内科、婦人科の医師によって診療が行われています。
骨粗鬆症 なるとどうなる?
骨粗しょう症の症状の背中の曲がりや背の縮みは、内臓を圧迫し、呼吸器機能や消化器機能を低下させます。 また、わが国の足の付け根の骨折( 大腿骨近位部骨折 だいたいこつきんいぶこっせつ )の予後に関する報告では、骨折した方のうち、およそ10%強の患者が1年以内に死亡していくとしています。
骨粗鬆症 何%?
骨粗鬆症とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。 日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。
骨粗鬆症はなぜ女性に多いのか?
骨粗鬆症とは、骨の量が少なくなったり、骨の中身(構造)が悪くなり、そのため骨の強さが脆くなり骨折しやすくなった状態をいいます。 女性ホルモンが骨の代謝を調節しているために、閉経により女性ホルモンが減少すると骨粗鬆症を発症しやすくします。
骨粗しょう症の原因は何ですか?
骨粗しょう症は痛みなどの自覚症状がないことが多く、定期的に骨密度検査を受けるなど、日ごろから細やかなチェックが必要です。 骨粗しょう症により骨折しやすい部位は、背骨(脊椎椎体)、脚の付け根(大腿骨近位部)、手首(橈骨:とうこつ)、腕の付け根(上腕骨)です。 背骨が体の重みで押し潰れてしまうことを「圧迫骨折」と言い、背中や腰が曲がるなどの原因となります。
なぜ骨粗鬆症は治すのですか?
骨粗鬆症は、姿勢と生活のトータルで治す。 ある意味では整形外科医の実力が問われている病態だ。 究極でいうと、骨粗鬆症に薬はいらんのです。 しかし、薬を出さないと患者のモチベーションが持たない。
骨粗鬆症はバンバン進んでいくのですか?
体が曲がってくると、骨粗鬆症はバンバン進んでしまう。 そういう意味でも、仰向け寝矯正が必要になってくる。 一般的に、骨粗鬆症の治療に行くと病名だけで治療するので、ほとんどの病院では「カルシウムを摂りましょう」「筋力を付けるために運動をたくさんしましょう」とか、「ビタミンDが大事だから日に当たろう」などと言う。