治療の中心は薬物治療になりますが、骨粗しょう症の発病には、食事や運動など . カルシウム製剤カルシウムは骨をつくる主要な成分であり、欠かせないミネラルです。
骨粗鬆症になったらどうなる?
骨粗鬆症にかかると、強い外力がなくても骨折が起こります。 背骨は骨折するたびに圧迫変形を起こして、次第に背中が円くなります。 長期間経過をみると、骨折を起こしたときはしばらく激しい痛みがありますが、骨折が治るとともに激しい痛みは消え、慢性的な痛みとなっていきます。
骨粗鬆症の薬はいつまで飲むの?
2 骨を作る働きを高める薬 週に1回、医療機関で注射するタイプと、毎日1回、自己注射するタイプがあります。 骨折が複数ある人や、骨密度が極めて低い人に使われる薬です。 使用できる期間は24か月間です。
骨粗鬆症はどんな病気ですか?
骨粗鬆症とはどんな病気ですか。 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、骨のカルシウム分(骨量)が少なくなり、骨の強度が低下してしまう病気です。 その結果、骨がもろくなり、腰が曲がったり、背中や腰の痛みを訴えるようになり、またちよっとしたことでも骨折しやすくなります。
骨粗鬆症 薬やめたらどうなる?
でも、お薬を止めてしまうと、骨はだんだんと脆くなっていき、ちょっとしたことで折れやすくなってしまいます。 高齢になってから骨折すると、寝たきりとなってしまう場合もありますので、そうならないよう、「予防」することが大切なのです。
骨粗鬆症の治療はやめますか?
骨粗鬆症の薬の多くは、 治療をやめてしまうとせっかく増えた骨密度が減ってしまいます 。 少し良くなってきたからといって、 自分の判断で治療を中断せず医師の指示を仰ぐのが大事 です。 年をとるにつれて足元がおぼつかなくなりつまずきやすくなります。
骨粗鬆症の患者さんは、骨が折れやすくなりますか?
骨粗鬆症の患者さんは非常に骨がもろく、ちょっとした怪我や転倒でもすぐに骨が折れてしまいます。 特にご高齢の方は、ささいな段差やじゅうたんのヘリなどでもすぐに転んでしまいます。 過度に飾りがついた洋服なども、引っかかると転倒やけがの原因になりますので、外出する際には履き物なども含め、安全な格好で出かけましょう。
骨粗鬆症は自覚症状がない可能性がありますか?
骨粗鬆症は自覚症状がないため、骨密度の検査を定期的に受けるなど、日頃から意識してチェックすることが大切です。 骨粗鬆症によって直接命をおびやかされることはありませんが、要介護になったり、寝たきりになったりする可能性は十分にあります。
どのくらいの年齢で骨粗鬆症になるのですか?
骨粗鬆症は女性の場合、平均60代で、早い方だと40代からなってしまいます。 男性でも平均85歳頃には骨粗鬆症になります。 ガンと違い、誰でも年齢を重ねれば掛かってしまう病気、それが骨粗鬆症です。 こう聞くと、骨粗鬆症は加齢でしょ? なったもんは仕方ないんじゃないの? どうせ治せないんでしょ? とおっしゃる意見を良く効きます。 これは、私は国や学会の啓蒙不足としか言いようがありません。 知らないものはしょうがない、そう思われるのも当然と思います。 しかし、骨粗鬆症は治療することで、十分骨折を予防することが出来ます。 特に骨粗鬆症になりそうな段階で見つけて、早期治療しておくことで、そんな大変な治療をせずに済むことが多いです。