栄養やカロリーのバランスがよい食事を規則的に摂るのが、食事療法の基本です。 ♦カルシウム牛乳・乳製品、小魚、干しエビ、小松菜、チンゲン菜、大豆製品など※ 骨粗しょう症や骨折予防のためのカルシウムの摂取推奨量は、1日700~800㎎です。
骨粗鬆症は何科に行けばいい?
いま骨粗鬆症は、おもに整形外科、外科、内科、婦人科の医師によって診療が行われています。
骨粗鬆症に良い運動は何?
骨粗鬆症を予防するためには、カルシウムの摂取とビタミンDを体内で合成するために必要な日光浴に加えて、ウォーキングや筋力トレーニングなど、骨に刺激が加わる運動が推奨されます。 骨はその長軸に対して物理的な刺激が加わると、微量の電流が骨に伝わり強さが増すといわれています。
骨粗鬆症の薬って何?
骨を壊す働きを抑える薬は、破骨細胞が骨を壊す働きを抑える作用があり、骨が作られる働きとのバランスを保ちます。 「ビスホスホネート」、「デノスマブ」、「SERM(サーム)」があります。
骨粗鬆症になるとどうなる?
骨粗鬆症は骨の量が減り、骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。 骨がもろくなると体の重みで骨がつぶれてしまうことがあります。 これを圧迫骨折といいます。 圧迫骨折になると、背中が丸くなり内臓が圧迫される為、消化不良、便秘、胸焼け等の症状がでます。
なぜ骨粗鬆症と呼ばれるのですか?
骨密度が低下した状態、 これが骨粗鬆症と呼ばれるものです。 誰もが歯と骨の形成にカルシウムが欠かせないと知っていますが、日本人はどの世代の人もカルシウム不足になっているのが実情です。 日本は火山灰地が多く、当然そこで育つ作物はカルシウムを多く含んではいません。 水も同様にミネラルやカルシウム分の少ない軟水ですから、意識してカルシウムを含む食品を摂取する必要があります。 また、食生活が欧米化し、魚から肉中心のメニューへ変わったことも一因とされています。 魚にはカルシウムだけではなく、骨の形成を助けるビタミンDなどが同時に摂れるのです。 それでは、もっと具体的に骨粗鬆症に効果的な食べ物を見ていきましょう。 真っ先に挙がるのが カルシウム 。
骨粗鬆症は自覚症状がない可能性がありますか?
骨粗鬆症は自覚症状がないため、骨密度の検査を定期的に受けるなど、日頃から意識してチェックすることが大切です。 骨粗鬆症によって直接命をおびやかされることはありませんが、要介護になったり、寝たきりになったりする可能性は十分にあります。
骨粗鬆症の検診はどこに行ってもいいですか?
骨粗鬆症の検査や治療などは内科、産婦人科、整形外科でおこなっています。 また検診などであれば他にも市町村などで実施している検診を受けることもできます。 内科や産婦人科、整形外科など、基本的にはどこに行ってもいいとは思いますが、症状などによって行くところを変えるといいと思います。
骨粗しょう症の原因になりますか?
ダイエットによる栄養不足は、骨粗しょう症の原因になります。 とくに成長期は丈夫な骨をつくり、骨にカルシウムを貯蓄する大事な時期ですので、極端なダイエットをしますと、将来の骨密度に悪影響を及ぼします。 また、家にこもりがちで運動量が少ない人も、注意が必要です。