完治までにはおおよそ1~2カ月かかります。 骨端線離開で手術が必要になることはほとんどありません。
骨端線損傷 どうなる?
成長期の骨の両端には、骨端線と呼ばれる、軟骨でできた細いラインがあり、ここで骨が成長して長くなってゆきます。( この場所は怪我に弱く、一旦骨折で傷んでしまうと、軟骨が死んでしまうことがあります。 その場合には軟骨は二度と元に戻らず、どのような治療を行っても、その後の成長が損なわれてしまう場合があります。
骨端線損傷って何?
発育期の骨は、骨の端に「骨端線」という成長をつかさどる軟骨層があります。 骨端線損傷とは、その部分に損傷をきたすことを言います。 上腕骨に生じた場合には、「上腕骨骨端線離解」ともいわれ、発育期に無理な投球動作などで骨端線に捻りの力が繰り返しかかり生じます。 治療には、肩を使う動作を中止し、患部の安静が必要になります。
骨端線 閉じかけ あと何センチ?
手のレントゲンを見て、骨端線が閉じた瞬間を確認でき時から約2cm程度伸びる可能性があります。 ただし全身の骨端線が閉じた状態であれば、伸びる可能性はほぼゼロという表現ができると思います。
骨端線 何歳で閉じる?
骨年齢が男子17歳以上、女子15歳以上になると、骨端線が閉鎖し、成熟した大人の骨になり身長の伸びが止まります。 それが「成人身長」です。 成長率が低下して「成人身長」になると、成長ホルモンによる治療は終わります。 この時期を決定するためにも、成長曲線で身長の伸びを確認することが重要です。