骨(ほね)とは、脊椎動物において骨格を構成する、リン酸カルシウムやコラーゲンなどに富んだ硬い組織である。 ただし骨は単なる固形物ではなく、骨細胞が存在した生きた組織であり、一定のサイクルで作り変えられている。 特に軟骨(cartilage)などと明確に区別する場合には、硬骨とも呼ばれる。
骨組織 何組織?
こつ‐そしき【骨組織】 〘名〙 動物の結合組織の一つ。 骨を構成する組織で、骨細胞と骨質とからなる。 骨質は血管や神経の通るハバーズ管を年輪状にとりまき、骨細胞はその中に点在する。 軟骨組織に対して硬骨組織ともいう。
骨 何?
骨(ほね)は、小魚や牛乳(ぎゅうにゅう)にふくまれているカルシウムやリンでできています。 ですから、骨を強くするためには、牛乳を飲んだり、小魚をたくさん食べることが必要です。 そのほかに、骨の中には「にかわ質」とよばれるものや水分が入っています。
骨は何でできているのか?
骨の主成分は、リン酸カルシウムとタンパク質です。 骨の中の無機質(主にカルシウムとリン)の量を「骨量(骨塩量)」といい、単位体積内の骨量を「骨密度」といいます。 骨芽細胞と破骨細胞の活動性のバランスがくずれ、骨を溶かす働きの方が強くなると、骨密度が減少して骨粗鬆症になります。
骨は何を貯蔵する?
骨にはカルシウムの貯蔵庫の役割があります。 体内のカルシウムの99%が骨に、残りの1%が血液に存在し、血中のカルシウム濃度が低くなると骨からカルシウムを補給します。