骨はからだを支えるだけでなく、内臓を守ったり、カルシウムなどのミネラルを貯めておくはたらきをしています。 また、筋肉と協力して、立ったり歩いたりといった運動をするはたらきもしています。
骨にはどんな役割がある?
骨の役割は「体を支える」、「脳や内臓などを保護する」、「運動の起点」、「血液を造る」、「カルシウムの貯蔵」の5つあります。
骨は何?
ほね【骨】 1 脊椎動物の内骨格を構成する構造物。 膠質 こうしつ および石灰質を成分とし、骨組織・骨髄・軟骨組織・骨膜からなり、体の支持・運動や内臓の保護、骨髄での血球生成などの働きをする。 ふつうは硬骨をさし、膠質だけのものを軟骨という。
骨 なぜ?
このように、骨の第1の役割(やくわり)は、体をささえることです。 第2は、体の中身を保護(ほご)するはたらきです。 わたしたちの頭蓋骨(ずがいこつ)は、大事な脳(のう)を守るヘルメットのような役目をしています。 また、骨盤(こつばん)も、内楕ないぞう)を守るはたらきをしているのです。
骨は何を貯蔵する?
骨にはカルシウムの貯蔵庫の役割があります。 体内のカルシウムの99%が骨に、残りの1%が血液に存在し、血中のカルシウム濃度が低くなると骨からカルシウムを補給します。