松垣 亨(済生会福岡総合病院). 骨盤骨折には交通事故のように大きな外力外傷によって生じる骨盤の環状構造が破綻する骨盤輪骨折と、股関節の関節面を形成する寛骨臼 .
骨盤骨折はどれくらいで治る?
保存療法、手術療法のいずれの治療法でも、受傷後2~3ヶ月ころに骨癒合がおき、スポーツ復帰が可能となります。
骨盤骨折は治りますか?
通常は入院する必要があります。 軽度の安定型骨盤骨折は、一般的には永続的な障害を引き起こさずに治癒します。 手術が必要なことはまれですが、床上安静が必要な場合があります。
恥骨骨折治るまでどのくらい?
片側のみの恥骨骨折や恥骨・坐骨の同時骨折等であれば、ほとんどのケースでは特別な治療は不要で、痛みが引くまで安静にします。 痛みがひどいときには必要に応じて鎮痛薬が投与され、受傷から約1週間程度でリハビリを開始します。
剥離骨折 全治何ヶ月?
4~6週でジョギングなどの軽い運動が開始でき、2~3ヵ月でスポーツ復帰が可能となるでしょう。 骨のずれや骨折の大きさによって(重症な場合)は全身麻酔による手術を行いますが、極めてまれなケースです。 手術を行うこともあります。
腕の骨折 全治何ヶ月?
骨折がある程度固まるのが4〜6週間ですが、完全に癒合するのは早くても2、3ヶ月以降となります。
指の骨折 全治何ヶ月?
指の骨折は、活動性の高い44歳以下に発症が多いですが、45歳以上でも一定の頻度で起こっています。 自分では捻挫程度に考えているものも、実際にレントゲンを撮影すると骨折が確認されることがあります。 3か月程度で治りますが、合併症として変形や機能障害を残しますので初期治療が大切です。
手首の骨折 全治何ヶ月?
どんな治療をしますか? 骨折の程度が軽症であれば、ギプスで治療することも可能です。 部分麻酔をした上で、画像検査装置の下で骨の形を整え、ギプスで固定します。 基本の固定範囲は肘の下から手までで、固定期間は4〜6週程度です。
足首骨折 全治何ヶ月?
骨折の治療から完治までの期間は2~3か月必要となる場合が一般的であり、骨折の具合によっては短縮する場合もあれば長引いてしまうこともあります。 入院期間は2~4週間程度で退院できる場合が多いですが、退院できたからといって完治しているわけではありません。