リハビリが大切な理由 骨折部位を長期間動かさないでいるために、固定を外すころには骨折部周辺の筋肉量が減り、細くなっています(筋肉の萎縮)。 また、関節も固定していた場合は、固まって動きが悪くなっています(関節の拘縮)。 リハビリは、このような状態から筋肉や関節を回復させ、もとの機能を取り戻すためのものです。
リハビリ 疼痛 何故?
痛すぎるリハビリは、適切でない可能性も まず、安静期に動かすことのなかった筋肉を急に動かすと、筋肉の中にある神経に刺激を与えやすく、ときにじわっとした痛みや筋肉痛のような痛みを伴うのは、当然です。
リハビリはなぜするのか?
私たちの体は、動かさないでいる状態が続くと、手足の筋肉が衰える、関節が硬くなる、体力が落ちるなど、すぐに機能の低下が起こってしまいます。 したがって、早い時期から、適切なリハビリテーションを行うことによって、障害そのものの発生を予防し、仮に障害が残ったとしてもその程度を最小限にとどめることが大切です。
手術後 リハビリ なぜ?
4.手術後・骨折後のリハビリ手術・骨折後は筋力がおちているので、“日常生活を送るための筋力をスムーズに取り戻すため”に「筋力強化訓練」、“関節の動かせる範囲を広げるため”の「可動域訓練」、“自分で歩け階段も利用できるようにするため”の「歩行・階段昇降訓練」、“家で自分で訓練するため”の「自主訓練の指導」などを行います。
骨折はなぜ治るのか?
骨折部では骨髄から出血して、血腫という種々の成長因子を含んだ凝血塊ができ、骨折部の周囲組織の炎症がおさまるとともに様々な細胞が増殖して骨癒合に向かいます。 また骨折部周辺の骨膜にある骨膜細胞が骨芽細胞という新しい骨を作る細胞に変化し、骨の形成を始め、骨の修復が始まります。
骨折固定法なぜ?
患部(骨折をしている個所)を固定し安静にすることにより苦痛を軽減、やわらげることができ、合わせて神経・血 管を傷つけるなど状態を悪化させることを防ぐことにあります。
三角巾固定 なぜ?
三角巾は正方形の布を対角線に2つ折りしたものです。 布が大きく患部を広く覆うことができるため、応急処置として患部を保護・固定する際に用いられます。
なぜ骨折するのか?
骨折の原因は大きく3つ 外傷性骨折転倒、転落、衝突、交通事故などで外傷を起こした際に起こる骨折です。 疲労骨折過度のスポーツなどによる集中した力が加わることで、小さなひびがたくさん発生したために起こる骨折です。 病的骨折骨粗鬆症、骨腫瘍などの病気が主な原因となり、骨の強度が低下して起こる骨折です。
骨折 むくみ なぜ?
骨折部の周辺は、炎症による腫れと、固定して動かせないためにむくみが生じます。 むくみ対策の基本は、患部を心臓よりも高くあげる(挙上する)ことです。 上肢(腕や手)・下肢(脚や足)の骨折では、固定した部分から先をできるだけあげ、腫れがひくのを促して末梢(手や足)がむくむのを防ぎましょう。