副木(そえ木)固定副木とは、石膏、グラスファイバー、アルミニウムなどでできた細長い板のことで、シーネともいいます。 骨折した部位にあてて、弾性包帯やテープで .
骨折 固定 いつまで?
傷のない場合や傷と骨折部がつながってない場合は閉鎖性骨折、傷と骨折部がつながっている場合は開放骨折といいます。 骨折がある程度固まるのが4〜6週間ですが、完全に癒合するのは早くても2、3ヶ月以降となります。
骨折 固定しないとどうなる?
血管の少ない硬い骨、骨折部への圧迫力が少ない骨では骨癒合が遅れます。 骨折部がしっかりと整復・固定されず、いつまでも少しぐらついている状態では骨癒合が遅れ、時には骨癒合をしないこともあります。 骨折部で骨が繋がらず、動く状態が続けばレントゲン像で骨折部は関節の様に映り、これを偽関節と言います。
骨折固定法なぜ?
患部(骨折をしている個所)を固定し安静にすることにより苦痛を軽減、やわらげることができ、合わせて神経・血 管を傷つけるなど状態を悪化させることを防ぐことにあります。
骨折したらどうなるか?
骨折の症状は、腫脹と皮下出血、疼痛と圧痛、変形と異常可動性、機能障害です。 骨の周りには神経や血管が豊富なことから、骨折すると強い痛みと腫れを生じます。 骨折部とその周囲からの出血が皮下に広がり、あざができたり、変色したりします。